未来の種

今この瞬間、目の前で繰り広げられている事は過去の感情の投影

感情放出から目の前で繰り広げられるまではタイムラグが存在する。

現実は思考の投影とも言われるが、感情の方が影響が強いらしい。

目にしている物はスクリーンに映し出された映像を見ているようなものらしい。

だから映像を見て、気に入らないからと言ってスクリーンに文句をいっても仕方ない。

そのままいつもの反応で同じ感情を放出すれば、悪循環が途絶える事はない。

 

感情放出から映像として現れるにはタイムラグが存在する。

ちょっと前まで、現実化までに月〜年単位で時間がかかっていたようだが、最近は平均して1週間程度と徐々に早くなっているらしい。負の感情を手放せている人は、瞬時〜数時間の人もいるとかいないとか・・・

 

つまり今この瞬間に感じている感情が種となって未来のどこかに着地する。

次の瞬間から、その感情に合った出来事の準備を始める。

この感情を味わいたいとリクエスト受けました。

どんなシチュエーションで誰キャスティングしますかね、

どんな台詞が一番、カチットさせれますかね、って準備する。

1週間ほ経ってそのシーンが目の前に現れる。

それは回転寿司で注文して、商品が届くって感じにも似ている気がする。

ベルトコンベアーに載って、あなたの感じたい感情を出すにはこのシーンが良いんじゃないですかね、って。

「ご注文の商品がもうすぐ届きます」

 

日々、今までと同じように生きていると、変わらない刺激のない世界が循環する。

 

アファーメーションという方法があったが、自分には合わなかった。

「自分は素晴らしい、自分は出来る、○○が既に現実となって目の前にある」

そうは言ってもね、って自分がいた。

感情がついて来れてなかった。昔のままだった。

変わりたい感情はどの感情ですか?

あなたはまだどうなりたいかを探求しますか?

本当はどうありたいか(どんな感情を味わいたいか)ではないでしょうか?

 

アファーメーションしているのは1日の中でも1時間程度。

それ以外の感情はいつもの、変わりたいと思っている感情ままであった。

 

そうだ!、注文の品が運ばれた時、「ありがたい」「素晴らしい」と思えるまでまずはひたすら続けてみてはどうだろうか、期待せず、淡々と。

目の前の現実が「ありがとう」「すばらしい」と思えていないと言う事は、自分の望まない感情で生活しているという証明なのだから・・・

「ありがとう」「素晴らしい」と思えることが目の前に展開し始めたら、望んでいた循環システムが回り始めたサインだから、とりあえず、そこまで頑張ろうと決心した。

 

そのために、まずは、今の感情が未来の種としてどこかに着陸し、その感情に合わせた未来が準備され、準備が整ったら目の前に現れる、そう認識しよう。

ことあるごとにそのシステムで動いていると思い出そうと。今まで根性だの努力だの頑張ったが、成果を得た先にまた不安が来る。そこを脱却するにはその考えが一番説明がつきやすいし・・。宇宙の法則はとてもシンプルなはずだから・・・

反省は手短に、「ありがとう」と感謝を連呼しよう。

この瞬間の感情が未来の種として、風に乗って未来のどこかに着地しているとイメージしながら・・・

 

「天之御中主様(あめのみなかぬしさま)、お助けいただきありがとうございます。」

かつて苦境に立たされたときに何度も何度も唱え、その都度助けられた言葉。

私の場合、「ありがとうございます」や「今日もご飯が食べれてありがとうございます」との当たり前の事はキセキな事でそれに感謝しましょうと言われても、唱えていても集中できず、目の前への不満が出来きて、とても頼りなく、単純に念仏のように唱えられる、あめのみなかぬしさま、の言葉がしっくりきた。

 

淡々と、期待は捨てて実践しよう。

 

目の前で繰り広げられる事が心地いい事が増えてきたら、効果が出てきた証拠である。

そのときに初めて「蛇口をひねると適温のお湯が出てくる家に住んでいる、素晴らしい!」「ネットで夜中も気にせず注文が出来る、そして、家にいながら商品が届く、素晴らしい!」から「自分の足で歩ける、手が動いて歯が磨ける、食べ物が自分で食べれる、奇麗な景色が見れる、ありがたい」と当たり前と思っている日々の奇跡に、自然に感謝出来て、一日の多くの時間が心地よい状態となる。

そのときには、もうあなたは新しい世界へパラレルシフトしている。